現在のカードローン商品の多くは、銀行とは別に保証会社が融資の保証をします。
保証会社は、銀行のグループ会社である場合、他行ではあるが親密行の保証会社である場合、またその他信販会社、消費者金融会社などが保証会社となっている場合などがあります。
カードロ-ン商品は大きく分けると、保証会社主導で作られた商品と銀行が主導になって作られた商品があります。
保証会社主導で作られた商品の場合、保証会社を比較することにより、目当てのカードローン商品がどういった傾向・特徴を持つか把握できる場合があります。
また保証会社は比較することにより、カードローンの審査を推測することも可能になる場合があります。
カードローン商品の審査は銀行自体も審査しますが、保証会社の意向が大きく影響します。
保証会社ごとによる審査ノウハウがあるため、事前に保証会社を確認することをおすすめします。
また消費者金融や信販会社などが保証会社になっている場合、過去にその保証会社から直接キャッシングしていた場合など、5年以上経過していても審査が通らない場合があります。
(通常信用情報は5年で消去されますが、自社データベースの内容から審査判断するケースがあるため。通常自社で保管されるユーザー情報は消去されることがありません。)
審査は融資企業である銀行の意向も影響しますが、審査・保証する以上実際には保証会社の意向が色濃く出ると言えるからです。
そして複数の保証会社を利用しているケースでは、自社グループの保証会社で審査が通らない場合に、他企業に回されるケースが多いようです。
基本的には、利益を考え自社グループ内の保証会社を利用するのが一般的ですが、リスク判断のうえ自社グループ内での保証をしかねる場合など、他企業へ回されるケースがあります。
保証金は銀行が負担するため保証会社がグループ外企業であってもユーザーには関係ありませんが、グループ内とグループ外で金利を変えている商品もあるので注意してください。