カードローンを利用するのは危ないと言われますが一体何が危ないのでしょうか。
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カードローンは手軽で便利ですが、反面、その手軽さゆえの危険もはらんでいます。
要するに「お金を借りている」わけですから、返済能力を超えた借入れをしないように利用者も自制することが大切です。①リボルビング契約の落とし穴
ほとんどのカードローンは入金と出金を繰り返すリボルビング契約です。
当然ですがこれを繰り返している限り、いつまでたっても借入金は減りません。②多重債務化しやすい
その手軽さから複数のカード会社より同時期に借入れをして、返済困難な状態になってしまう人もいます。
通常、カードローンの返済は、新たに追加借入れをしない限り、最低返済金を支払っていても3年~5年ほどで完済できます。
しかし返済中に、失業や入院など予期せぬ出来事があれば一気に返済は苦しくなってしまいます。
今、なんとか支払いできるからといって、やたら多くのカードローンから借入れを増やすことは危険です。③過剰融資(借入れ)問題
現在、消費者金融などの貸金業者は、年収の3分の1を超える貸出しは法律で禁止されています。これを「総量規制」といいます。
しかし、「銀行カードローン」には、この総量規制の適用がありません。
このため、近年、銀行カードローンの過剰融資が問題視されるようになりました。
現在、各銀行が自主ルールを定めて貸出しを抑制する流れになっています。くれぐれも計画的にご利用ください。