「カードローン」という言葉自体には、特に決まった定義がないので、様々な解釈で使用されています。

広い意味では、銀行、消費者金融、クレジット会社など金融機関が発行するカード全般のことを指します。

また人によっては、特に、「銀行カードローン」のことだけを指していることもあります。

いずれにしても、カードを利用して、定められた限度枠の範囲で借入れと返済を繰り返し利用できる契約のことを指しています。

カードローンのカードは、専用ATMだけでなく、提携銀行ATM、コンビニATMなど利用できる範囲が広く、必要な時に必要な金額だけ利用できるというメリットがあります。

反面、その手軽さから、安易に借入れが増えてしまうという危険性も孕んでいます。

特に、「銀行カードローン」の場合は総量規制という年収の3分の1を超える貸出し制限が適用されていないので、近年、その過剰融資が問題視されていました。

現在、各銀行が自主ルールを定めて貸出しを抑制する流れになっています。